レセプト業務とは?
レセプト業務とは診療報酬請求事務業務のことで、医療事務と言えばレセプト業務と言うくらい、医療事務の中心となる、 最も重要な仕事になります。
医療事務=レスプト業務と言われているくらいです。
このページでは、そのレセプト業務について説明したいと思います。
「医療事務とは?」 でも少し触れましたが、日本は、「国民皆保険制度」という仕組みで成り立っているため、国民は、 なんらかの医療保険に加入することが義務付けられています。
この制度により、患者さんは、病気やケガをしたときに、診療費の一部を払うだけで診療をうけることができます。残りの診療費については、 個人が加入する医療保険の保険者(政府や市町村など)が支払います。
後日、病院などの医療機関は、保険者に対して明細を発行し診療費を請求します。 この診療費の請求のために発行する明細を診療報酬明細書(レセプト) といいます。
レセプト業務とは、この診療報酬明細書(レセプト)を作成し、診療報酬を請求する業務のことです。
医療機関が、保険者に請求をする際、請求内容に誤りがないか審査するために、一度、レセプトを「審査支払機関」に提出します。 審査支払機関で誤りがないことを確認できたら、保険者に提出されます。
この診療報酬の仕組みを図にしましたので、この図を見ながら診療報酬の流れを1度整理してみてください。
レセプトの提出は、診療行為を実施した翌月の10日にまとめて行うため、レセプトの作成、確認などの準備で、月末まで忙しい時期が続きます。
医療事務として医療機関で働きたい方へ
オススメの医療事務のスクール
ニチイ学館は、全国に500教室、スタッフ数50,000人おり、講座開講以来、
160万人以上の修了生を輩出した実績を持ちます。
医療事務を知り尽くした専門講師が医療現場の最新情報を盛り込んだ実践に役
立つ指導を行ってくれます。
ニチイ学館の講座の内容やテキストは、医学・医療の知識がゼロの方を対象に、
段階を踏んで習得できるように構成されているので、初心者の方も安心して学習
することができます。
日本で唯一の厚生労働省認定教材を使用しています。
ニチイ学館では、30年間で130万人の受験実績をもつ、
「2級医療事務技能審査試験」に対応しています。
2006年03月14日 23:10
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: