診療報酬、2年ごとの改定を改革
長妻厚生労働相は3日、都内で記者団に、医療機関に支払われる診療報酬について、「国民のニーズと合致する仕組みを考える必要がある」と語り、2年ごとに改定する仕組みを改める考えを示した。
長妻氏は同日、東京都内の民間病院など2か所を視察した。病院関係者との協議でも、「状況は刻一刻変化するが(診療報酬の)値付けは2年間変わらない。市場メカニズムも働かない。中長期的に考え、時代に対応する必要がある」と語り、改定までの期間を1年に短縮することや必要に応じて改定できる仕組みに改めることに言及した。診療報酬を医師に直接支払う「ドクターフィー(doctor fee)」にも触れた。
医療現場への影響を2年目に検証するために、改定は2年ごとに行われている。ドクターフィーにも「チーム医療に混乱が起きる」(日本医師会)などの反対の声があり、厚労相の意向は議論を呼びそうだ。
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2009年12月08日 07:54