医療事務職、転職希望中は3割
医師、看護師、薬剤師と転職実態を見ていくなかで、比較的転職希望者、及び転職回数が少ないことがわかった。セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社では、医療事務職についても転職実態を調査した。
調査では、現役医療事務の方に対し、これまでの転職回数を尋ねたところ、回答が多かった順に「3回」（29.5％）、「4回以上」（26.2％）、「0回」（17.0％）、「1回」（14.3％）、「2回」（13.1％）となり、今までの業種と異なり、3回以上が最も多い結果となった。
「一番最近転職したのはいつか」の問いに対しては、回答が多かった順に「5年以上前」（30.8％）、「103年未満」（28.2％）、「305年未満」（22.5％）、「1年未満」（18.5％）となった。
「現在、転職を考えていますか（したいと思っていますか）」の問いに対しては、「はい」が30.8％、「いいえ」が69.2％となった。
また、「転職を決心した一番の理由は何ですか」の問いに対しては、回答が多かった順に「給与関連への不満（より良い条件の職場が見つかったから）」（28.1％）、「福利厚生への不満」（19.2％）、「人間関係への不満」（14.1％）などと続いた。（詳細は調査結果を参照）
傾向としては、医師や看護師、薬剤師と異なり、転職回数は比較的高いこと。また、現時点で転職を考えている人も比較的多く3割に達した。転職理由についても、雇用形態の不満がランクインしていた。これは、医療事務職における非正規率が高い為、同じ医療分野でも医療事務にだけ見られた。その意味では、転職回数が相対的に高いのも非正規率が高いことと関係が有ると思われる。
（※他の職種、及び介護職についても転職の実態調査、配信は順次行う予定でいます）
引用：2010年4月8日 SecureTPニュース
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2010年04月08日 21:00
